2017.11.20

No.1 東京藝術大学大学院 さささん

未来のクリエイター100人をご紹介!
1人目は、東京藝術大学大学院 映像研究科アニメーション専攻のさささんです。


【自己紹介】
グラフィックデザインを通して、アニメーションやイラストレーションの表現を学んできました。大人から子供まで、見た人が明るく楽しい気持ちになるようなかわいいものや、クスッとなってしまうようなユーモアのあるものをずっと作り続けていきたいです。



【目指すクリエイター像】
アニメーションや絵本、マンガなどといったような物語を作りやすいメディアを使って、ささいなできごと、小さな気持ちの揺れ動き、子どもの頃に感じた微妙な違和感、小さな不安、そうした、気をつけていないと消えてしまいそうなものを忘れないようにするために作品を作ってきました。見てくれた人や関わった人の日常が少しだけ良いものや、少し楽しいものに感じられるような体験を、作品を通じて届けられるクリエイターになりたいと思っています。また、そうした体験を作るには、目的に沿って表現方法を決定していけるような判断力や発想の転換が必要です。一つのことではなく、様々な表現方法を複合的に使うことのできる技術を身につけていきたいです。

 
コンサルタントからの選抜のPOINT


学校外でも積極的に活動しており、様々な作品づくりに励んでいらっしゃいます。直接展示で拝見もしましたが、その優しい世界観に引き込まれました。グラフィックから映像まで、幅広い表現ができる方です。

 

作品と解説


『さばくのエッセイ』失敗や何かうまくいかないことに対して、自分がどのように向き合っていけばいいかを考える。楽しいことと悲しいことの違いとは何だろう。それぞれつながっているものだと思う。落ち込み、悩むことは必ずしも私にとっては正解ではない。楽しい生活を取り戻すためには、ただ好奇心や、運や、時間に身をまかせることでも手に入れられるのではないか。それは楽をしているのとは違う気がする。全力であっけらかんと過ごしてみることは、何か不思議な力をもたらしてくれる気がする。
富川国際アニメーション映画祭2017オンライン部門 ノミネート、ASK?映像祭2017 入選、イメージフォーラムヤングパースペクティブ2017 選出

 

 


『レモンのいれもん』レモンのいれもんというダジャレから発想し、レモンのいれもんがある生活を描いてゆく。読み手が絵の中の世界とマンガの世界、そして読んでいる世界を行き来するように作られたピクチャーブック。どれが本当の世界?どれも本当の世界?
日本ブックデザイン賞2016学生の部ブックデザイン・セルフパブリッシング部門 入選

 


『小旅行』ランダムに選ばれたタイトルと4つの音から発想して作る。旅行とはどういうことなのかを抽象的に深く掘り下げていった。私たちは日常から逃れようと移動をする。しかし逃れようとしていたものから簡単には離れることはできない。そしてまた日常へと戻っていく。

 

 
 

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