2017.12.6

No.14 多摩美術大学 ayaさん

未来のクリエイター100人をご紹介!
14人目は、多摩美術大学 大学院博士前期課程 絵画専攻版画研究領域のayaさんです。


【自己紹介】
動物と音楽と、絵が好きです。最近は、心地よいシンプルなデフォルメを目指して描いています。ダークでメルヘン、現実と非現実の間な絵が描きたいです。



【目指すクリエイター像】
私は、昔から絵を描くことが大好きでした。高校生までは普通大学に進学して普通のお仕事をするのだろうなと漠然と思っていたのですが、いざ真剣に将来のことを考えたときに好きなことを仕事にしていない自分の将来像を思い描くことができず、周りの反対を押し切り美術大学に入学しました。絵を描く仕事に就くということに対して、高校生時代までは「お金にならない」だとか「技術的に難しい」だとか、マイナスな事ばかり思い描いていましたが自分の夢を努力もせずに理由をつけて諦めてしまうのはとてももったいない事だと今は感じています。

私がもしクリエイター職に就き、絵に携わるお仕事ができたら、常に学ぶ意欲を忘れない向上心のあるクリエイターになりたいと考えています。なにごとも始める前に決めつけないで挑戦してみることが大切であると思いますし、大学で意欲的に美術を学び複数の大学に進学した自分にならきっとできると考えています。

 
コンサルタントからの選抜のPOINT


絵画を専攻しており、独特の世界観で印象に残る作品が多いことが特徴です。デジタルイラストレーションについても現在力を入れて取り組んでいます。絵に関する仕事をしたいという確固たる想いがあり、それに向けて日々努力を続けていらっしゃいます。

 

作品と解説



「群れで暮らす」2017年制作 水性油性併用木版画 60cm×90cm
私は、マンションから生命力を感じることが多々あります。マンションは無機物で人工的に作られた建物ですが、そこには様々な人の暮らしがあり、感情や場所・時間を共有しています。私にとって、まるでマンション自体が一つの大きな家族のように、一つの生命体であるかのように感じる瞬間を切り取り、表現しました。

 



ドローイング群「あの日」1-24 (全50の内) 2017年制作 赤青鉛筆 10cm×10cmほど
「あの日」というのは私が作品によくつけるタイトルの一つです。これらは、その日あったことを思い出しながら縦横無尽に鉛筆を走らせ、偶然鉛筆が重なってできた空間をその日の気分で塗りつぶしたり、模様をつけたりして1つの集合体にまとめたドローイングです。その日に起こったことを咀嚼・反芻しながら2ヵ月弱毎日続けました。今回提出いたします作品の中では一番古い、卒業シーズンに描いた学部時代の作品になります。

 



「ひみつの友達」 2017年制作 A4 CLIPSTUDIO 10時間弱程
私は、3校の大学への入学・編入を経て、現在は多摩美術大学で木版画を学んでいますが、一番初めに所属していた大学での専攻はイラストレーションでした。今でも、版画や絵画作品を制作していても常に作品がイラストレーションの延長であるという意識があり、独学ではありますがパソコンを使ったデジタルイラストレーション表現についても版画と同じくらい今後も制作を続けていきたいと考えています。この絵は、森の奥で女の子と架空の生き物が出合い、友達になった場面をイメージして描きました。静かで優しい雰囲気が伝われば幸いです。

 
 

オファーしたい企業担当者の方
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