2017.11.21

No.3 多摩美術大学 SHINOさん

未来のクリエイター100人をご紹介!
3人目は、多摩美術大学 美術学部生産デザイン学科テキスタイル専攻のSHINOさんです。



【自己紹介】
空間というものはテキスタイルによって変容できる。変容された空間には人の心を揺さぶる。

衣服というものはテキスタイルとパターンのデザインの賜物である。考えられたデザインを身に纏うと、人の気持ちを引き締める。テキスタイルというものはわたしの世界観を伝える一種の媒体であり、伝えたい意図を持って撮った写真に世界観そのものを映すもの。人間の生物的な美しさをテキスタイルと写真もって世の中に発信していきたい。




【目指すクリエイター像】
不思議ですこし妖艶な世界観を生み出したい。染織作品は私の表現しいことをよく表現する手段である。
染め物は、丹念に染め上げることにより深くひきこまれる色を創り出すことができる。織物は無限の可能性を秘めていて、アカデミックに織の組織を習った私にしかできない独特の風合いをもつ一品をうみだすことができるのである。そういったテキスタイルの技術を駆使して私が一番創り出していきたいものは、鑑賞者におもしろいと感じてもらえる世界観である。

だから自分の作品は自分のカメラでシューティングを行うし、メイク やモデルも必ず自分でセッティングする。その徹底さからうまれる私の世界観でテキスタイルアートをもっと追求できるアーティストになりたい。その為には新しいテキスタイルを生み出して新しいものを発信したい。

 
コンサルタントからの選抜のPOINT


テキスタイルのデザインだけにとどまらず、自ら企画し、素敵な写真を撮っていらっしゃいます。ディレクション能力もあり、様々な分野で活躍が期待できる学生です。レイアウト力のある学生を採用したいという企業様にオススメです。


作品と解説



舞台の衣装でもない。日常服でもない。衣服はアート作品そのものと、捉えて頂きたいという強い思いをこめて制作に取り組んだ。水面の波打ち、光に反射して多様化する水そのものの色、水の物質としての神秘を表現している。ターコイズブルーを主に様々な糸を引き揃えて、機械編み機にかけひたすら小さなパーツを編み上げ、一つずつボディーにはりつけながら手で縫い合わせて完成した。

 
 




手織りの布に未来はあるのか。私はあると思う。100m×200mの布を作るのにたくさんの手間と労力が必要となる。それを達成するには織物に対する情熱が一番大事なのだ。織物に対する熱を色彩で最大に表現した作品。

 
 



女性が一輪の花を片手に妖艶な表情を浮かべる。染めにより紅色に染められたドレスは人の生きているからこそ鮮明な血を表現した作品。グロテスクさも感じさせたい。紅色にに秘められた不気味な妖艶。何度も刷毛染めで深く深く染め上げた。

 
 

オファーしたい企業担当者の方
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【美大芸大就活ナビ運営局】mail:bidai-geidai@y-create.co.jp


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