2018.1.12

No.34 武蔵野美術大学 いっちょさん

未来のクリエイター100人をご紹介!
34人目は、武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科のいっちょさんです。


【自己紹介】
武蔵野美術大学のいっちょです。大学では舞台芸術、ファッション、照明、インテリアなど幅広く学んでいます。「epa!」という、台詞の無いパフォーマンスショーを製作公演している団体に所属し、敢えて専門を決めずに演出や衣装、照明、パフォーマンスなど様々な観点からエンターテイメントやライブ空間について考えながら製作しています。アイドルが好きで、イベントやコンサートなどに行くのが楽しみです。本人の努力と周りのサポートによって作られている徹底された世界観、ファンを増やす戦略、プロフェッショナルで居続ける努力、エンターテイメント性の創造などアイドルとそれを取り巻く環境についての考察を日々深めています。



【目指すクリエイター像】
「目の前の人を笑顔にする」ことをテーマに生きています。もともと人に何かをして喜んでもらう事や驚いてもらう事、もてなす事が大好きなので、普段の生活からも接客系のバイトでお客様を笑顔にする事、 所属しているショー団体の演者、裏方として、お客様の感情が昂ぶったり楽しんでもらう事などについて試行錯誤しています。私の目指すクリエイター像はサービス精神に溢れ、体感した人が笑顔になるようなものづくりをする、いわばエンターテイナーです。学校では舞台、コンサートなどのリアルタイムのショーについて今迄学んでいましたが、最近は世界観を作り上げ、観た人の感情を動かし記憶に残す共通点から映像表現にも興味を持ちました。ミュージックビデオや映画、コンサートなどでの映像演出など色々なアプローチを勉強して活かし、どのような表現方法であろうと観た人が笑顔になるような、感情が動くようなものづくりをしていきたいです

 

作品と解説



舞台サークルの衣装を担当した時に製作したものです。派手な事やゴシップネタが好きで、個性的でありたいけど、原宿などでは派手で変わった見た目をする事で返って埋もれてしまうイメージのキャラクターです。台詞の無いショーなので見た目だけでキャラクターの役割や性格が分かるように、舞台全体やキャラクター数人で並んだ時に纏まりがでるように考えて製作しました。また、パフォーマーの動きを邪魔しないように脚や腕の動かしやすさも考慮しました。ヘッドピースや靴、スカートなど、メイクを除いた全ての衣装を布を染める所から作りました。はじめての衣装作りでとても大変でしたが、これを観たお客様に一番好きな衣装だったと褒めて頂いたり、演出担当の方からイメージ通りだと言っていただけたり、とても嬉しかったのを覚えています。

 



授業のグループワークで製作した、パフォーマンスや営業なども考慮した空間作品です。 学校で製作をした際に出る”廃材”をテーマにカフェを製作しました。ガラス、コンクリート、石膏、木材の4つのマテリアルをモチーフとしたメニューの提供、廃材を砕いて皿に盛り付けるパフォーマンスをしています。実際に営業する事を考慮した店舗設計やメニュー開発、設定世界観の伝え方、パフォーマンスと最終的なメニューまでの繋がりなど沢山グループで話して作りまし た。ここはもともと教室だったんです。

 



授業でシルクスクリーンを刷る為に描いたものです。何も見ずにイラストを描く事も好きなのですが、疲れた時や表現欲を発散したい時にひたすら目の前にある景色や空気を取り込んでボールペンで紙面に再現して行く、描いていく作業をすると、まるで写経をしているかのように心が落ち着くのでよくやっています。何も見ずに自分の中から出て来たものだけでオリジナルのイラストを製作するという事でしか人に喜んで貰う資格が無いと勝手に思いこんでいたのですが、このように線でひたすら描いて行く絵を見た友人が、この絵が好きでもっと見たいと言ってくれたので、自分に出来る事で人に喜んで貰えるならすごく幸せな事だと思いました。

 
 

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