未来のクリエイター100人をご紹介！
35人目は、愛知県立芸術大学 美術学部　美術科　油画専攻のゆずありさんです。

【自己紹介】
幼いころから絵と図画工作が好きで、特に色と色のにじみが好きです。大学では油画を専攻しており、主に下地研究と画材研究に励んでいます。美大へ進学した理由は2点あり、美術に関する全てのことに興味があった事と、自分が尊敬するクリエイターのほとんどが美大卒の方々だったからです。憧れのクリエイター方のように美大で4年間、様々なことを学びたい一心で入学しました。また油画を専攻した理由は、一定のメディアに囚われず、様々な媒体に表現できるところに惹かれたからです。その他に趣味は歌を歌う事と土粘土遊びで、アルバイトでは子供たちに粘土の遊び方を教える仕事に携わっています。

【目指すクリエイター像】
目指すクリエイター像は時代のニーズに合わせて、ユーザー(鑑賞者)様の生き甲斐になるような作品を作るクリエイターです。作品の中でも平面絵画が得意なので、将来的には2Dイラスト系の職種に就きたいです。理由は2点あります。1つ目は油画や水彩画のようにアナログで描くことも好きですが、幼い頃から広告や雑誌に添えられたデジタルイラストに憧れていた点と、2つ目は多くのアナログ作品は一定のユーザーにしか届かないけれども、デジタル媒体の作品はアナログ作品よりもより多くのユーザーに発信できるからです。自分の武器は美術科の高校時代に培った基礎的なデッサン力と写実的な画風です。このような武器も活かしつつ、大学で学んでいる下地や画材研究によって生まれた表現の幅も活用し、自分の作品を通して人々に感動や生き甲斐を与えられるようなクリエイターを志したいです。

 

作品と解説

電撃大賞に応募した作品となります。「オツベルと笑う水曜日」という文庫を元にしました。本のストーリーが雑誌の編集部を題材にしたサスペンスアクションだったので、絵のタッチは若干アメコミ風に制作しました。
[2017年3月　制作時間　28時間]

 

緑に溢れる旅順の街並みの中を旅する少女を描きました。背景が全体的に寒色系だったので、人物にはなるべく暖色を取り入れました。日差しはキャラクターが目立つようにするために加えました。
[2015年　制作日数　6日間]

 

ピノキオの登場する狐をテーマにしてキャラクターを制作しました。悪役キャラなので配色は所々に黒色を入れ、少し意地悪そうな感じの表情に仕立てました。
[2017年12月　制作時間 25時間]

 
 

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