2018.1.19

No.40 近畿大学 ほなみさん

未来のクリエイター100人をご紹介!
40人目は、近畿大学 文芸学部 芸術学科のほなみさんです。


【自己紹介】
私は、幼い頃に読んでいた絵本や、ビーズでできたアクセサリー、触り心地の良いふわふわのぬいぐるみが今でも大好きです。それは、心の落ち着くぽかぽかとした温かさ、きらきらした優しい光、惹き込まれるような色遣い、安心感に魅力を感じるからです。周りの人達が大人びていく中で、私の心は自然と懐かしい子供時代へ関心が戻っていきました。そこで、心の癒される絵、ふと感じた日常のなかの疑問に立ち止まり、視覚化できる表現者を目指し、日々感じたことを詞や絵に起こしています。大学では、着物の魅力に惹かれたことがきっかけで、染めを専攻し、新たな自身の表現の模索をしています。



【目指すクリエイター像】
私は、絵に限らず、音楽、言葉というような様々な表現をもって、自分の考える世界や感情を伝達できる表現者になりたいと考えています。手に取ることの出来るアナログなデザインの温かさを、デジタル化の進む現在に残していきたいです。手作りのものを、そのひとだけのものとして身につけることの出来るようなデザインに関わって生きていきたいです。自分の表現に共感してくれるひと、癒されるひとがたくさんいて欲しいというわけではありません。それぞれが自分の意見を自信をもって言えるようになれば、更にひとりひとりの身の周りの色は豊かになり、お互い刺激的な影響を受けて暮らしていけると思うのです。自分が当たり前に考えること、感じることはこんなにもひとと違っていて楽しいんだと思える世の中を目指し、私は自分の世界をますます加速させ、魅力的な世界観を磨き、それを表現していきたいです。

 

作品と解説



2018年度の年賀状のために描いたものです。ゆるくてかわいらしい女の子が、シベリアンハスキーの帽子を被ることでギャップを作っています。服はシベリアンハスキーのふかふかとした様子と、女の子らしいリボンやフリルを合わせ、シンプルに仕上げました。他の要素を少なくするために、背景には雪の白色と地色の黄色のみを用い、キャラクターを目立たせるようにしました。

 



救心 心救われることをずっと待っている女の子の永遠に続く時間と空間、吐く息がそこらじゅうを輝かすイメージで描きました。

 



『あなたの心に残る、女の子になれますように。』
お人形のような顔立ちに、カントリーなお洋服。タロットカードを手に寝転ぶ女の子には、好きなひとがいる。その相手がどの女の子を選ぶのかは分からない。私は選ばれないのかもしれない。それでも、せめて君の記憶の中に残るような、そんな女の子になりたい。女の子の虚ろな目と、それとは反対に赤らむほっぺ、ふわりと広がるワンピースに動きのあるリボンとフリル。内に自分を持っている女の子の、内に秘めた想いを描きました。

 
 

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