未来のクリエイター100人をご紹介！
51人目は、東京モード学園 グラフィック学科の藤田 茉里奈さんです。

【自己紹介】
はじめまして、東京モード学園グラフィック学科の藤田茉里奈と申します。私は元々普通の大学へ通っていました。幼い頃から母の影響でお絵かきが好きな子供だったのですが、成長するにつれて自然と絵を描かなくなり、なんとなく普通の大学に入学しました。しかしアルバイト先で出会った黒板の絵を描く仕事で、自分はお絵かきが好きなんだ、と再確認。デザインについて勉強したいと一念発起、今の学校への入学を決めました。想像していた以上に課題に追われる日々ですが、個性豊かですばらしい先生方の下、新たに学ぶことだらけで毎日楽しく勉強しています。仕事や課題について真剣に取り組む姿勢は誰にも負けません。お酒を飲むのが生きがいです。

【目指すクリエイター像】
人々の生活を、しあわせにするようなデザインを作り続けるグラフィックデザイナー。これが私の目指すクリエイター像です。私は将来グラフィックデザイナーになりたいと思っています。きっかけは、アルバイト先で描き続けている黒板の絵を通して、たくさんの人と知り合い、つながりが生まれたことです。もともと引っ込み思案で自己表現が得意なほうではありませんでしたが、この出来事を通じて自己表現をすることが好きになり、「もっとたくさんの人を笑顔にしたい。感動してもらいたい。」と考えるようになりました。デザインのおもしろいところは、明確な正解は無いけれど、何か「あ、これだ」とかっちりハマる瞬間があるところだと思います。自分はまだまだその瞬間を見つけることに苦戦していますが、その瞬間を探求し続けるクリエイターになりたいです。

 

作品と解説

こちらはアルバイト先のカフェの黒板に描いた絵です。画材は水性のボード用マーカーを使用しています。テーマは「夏のコーヒーの楽しみ方」。夏に飲みたくなるキンキンに冷えたアイスコーヒーのこぼれ落ちる姿をコーヒーノキに見立て葉を生やし、そこからさまざまなバリエーションのアイスコーヒーが実る様を描きました。季節によって描きかえており、限られた色数の中でいかに魅力的に魅せるか、を意識して毎回制作しています。

 

こちらは学校の授業の産学連携プロジェクトで制作した、メトロガイドという季刊誌の表紙デザインです。テーマは「お花見」でした。誰しもにとってはじまりの季節である「春」を祝おうじゃないか！というサブテーマでデザインしました。見ると思わずどこかに出かけたくなる、ウキウキワクワクする春の陽気を感じられるような色合いに仕上げています。
 

こちらは学校のブランディングの授業で制作した、架空のショップ・地域密着型酒小売店「maison BREWERY」のロゴデザインとポストカード、ショップカードデザインです。ターゲットは家でお酒を飲む20-30代の女性で、一人で居酒屋に入るのは気がひける。行きつけのカフェのように、あたたかい会話と雰囲気で迎えてくれる酒屋があったら、もっと毎日が楽しくなるんじゃないか。そのようなコンセプトで制作しました。ぬくもりのある手描き感とスタイリッシュさの両立にこだわりました。

 
 

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