2018.2.9

No.58 武蔵野美術大学 さえさん

未来のクリエイター100人をご紹介!
58人目は、武蔵野美術大学 油絵学科 油絵専攻のさえさんです。


【自己紹介】
現在武蔵野美術大学の油絵専攻で絵の勉強をしていて、周りの同級生たちから刺激を受けながら絵の制作について日々考えながら過ごしています。雑貨を見たり本を読んだり映画を見たり古い町並みを歩いたり音楽を聞いたり人と接したりすることが好きです。



【目指すクリエイター像】
昔から色を使ってカラフルに絵を描くことが大好きでした。遊園地などの、日常とは少しかけ離れたおもちゃのような世界観が好きで、見る人が遊園地に行った後のような、楽しく幸せな気分になれるような絵を描きたいと思っています。絵を本格的に描いていきたいと思ったきっかけは、小学生の時に風邪をひいた家族のために紙芝居を作ろうとした時です。絵が上手くなればもっとたくさんの人を笑顔にできると思い、今まで夢中で絵を描き続けてきました。常に誰かのために絵を描きたいという気持ちがあり、間接的でも、少しの人でもいいので、人に暖かい気持ちを持ってもらえる、そんな仕事につきたいです。どんなことにも挑戦していきたいです。また、今まで身につけて来たデッサン力を活かして様々な仕事に挑戦できたらいいなと思います。photoshopなどのイラスト制作も趣味で行っています。

 

作品と解説



『今日は何をしようかな』2014年 油彩 w1620×h1300
昔よく行っていたとても好きなカフェがあって、その時に思いついた絵です。 一人の女の子が主人公で、コーヒーカップの中に一人の今日起こるかもしれないいろいろな出来事が映り込んだ絵になっています。よく見ると色んな場所に動物や出来事が隠れて、見る人に探しながら楽しんでもらえたらな、と思って描きました。

 



『目を覚ますと』2017年 油彩 w1455×1120
小さい頃から、シルバニアファミリーなど小さなドールハウスが大好きで、よく友達と遊んでいました。自分が好きな部屋をたくさん詰め込んだ家を描いたら面白いのではないかと思い、この作品を描きました。ここん部屋はこんな部屋で、こんなところをする場所にしよう、など考えるのがとても楽しかったです。

 



『揺られる』2017年 油彩 w1167×h803
小さい時から、何か強く電車に魅かれるものを感じていました。光が多く届く車内では、電車に揺られる人々の影や周りの景色の影が光に照らされて走るように過ぎ去ってゆきます。乗っている人それぞれに何か目的があって、別々の目的を持った人々が、楽しいことも嫌なことも、違うことを考ながら同じ空間の中で揺られながらずっと運ばれて行くことが、私にはとても不思議で特別な空間のように感じられます。この作品を作る以前にも電車をモチーフにした作品を作っていて、写真を重ねて光に透けさせる方法をとった作品を作りました。ものとものを重ねるという意識はここから来たのだと思います。

 
 

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