2017.11.24

No.6 筑波大学 風さん

未来のクリエイター100人をご紹介!
6人目は、筑波大学 芸術専門学群の風さんです。



【自己紹介】
筑波大学芸術専門学群で現代美術・グラフィックデザインを学んでいます。主にイラストレーション、ロゴ、写真作品を制作しています。手書きの表現が好きで、アナログ感を活かしたものづくりを目指しています。音楽、食品、飲料、漫画、アニメのデザインに興味を持っています。




【目指すクリエイター像】
SNSなどの普及により、生産者と消費者の距離が縮まった昨今の市場では、デザインでも消費者に親しみを与えたり、逆に意表をつき目が離せなくなるような展開が求められていると感じます。その為にはわかりやすく、美しいにもう一つ、「好き」を加えた、消費者に近づけるデザインが必要です。
私は「好き」ということに興味があります。自分の「好き」だけでなく、会ったこともない誰かの「好き」にも関心があります。何を、どうして、どのように「好き」なのか。誰かの「好き」という気持ちに込められた情熱は、必ず人の心を動かします。その情熱を、私の手で可視化したいと強く思います。
私は、「好き」で人の気持ちを動かせるクリエイターを目指しています。
現在は私の好きな、情味を感じさせるアナログ感や手描きに重きを置いた、イラストレーションやロゴを主に制作しています。

 
コンサルタントからの選抜のPOINT


目を引くものでありながらも奇抜ではない。色の使い方にセンスを感じさせる風さん。発想力・着眼点が面白く、人をワクワクさせるようなデザインを行っていらっしゃいます。個性がありつつもバランスを求める企業様にオススメです。


作品と解説



『バンドマン』
音楽、特にロックミュージックが好きで、それらをモチーフにした作品が作りたいと思い、最も得意とするイラストレーションで制作した。無限に複製できる音源と、一度きりのライブ。音楽の価値基準への問いかけを、バンドマンのパターンで表現した。ロックミュージックの尖った雰囲気を、ダークトーンを用い、使う色数を絞って表した。

 
 



『◯』
有志展の宣伝用メインビジュアルとして制作。展示のテーマが「◯」であったため、◯(ハーフトーン)のみを用いてビジュアルを構成した。中央の図柄は上から「光源」、「物体」、「陰影」を表している。◯は物体を構成する原子の形ともされることから、◯で万物を表現できることを表し、同時に、創作活動の可能性は無限大であるというメッセージを組み込んで制作した。

 
 



『shrimp pattern』
エビのモチーフパターン。食品を模したパターンは多く見受けられるが、私の好きなエビのパターンはあまりないことに気づき制作した。生きているエビではなく、食用のむきエビに注目し、その一つ一つの形、色の異なる表情を手描きの線で魅力的に描写した。地の色は海を想起させる青を用い、エビの赤とのコントラストが美しくなるよう調整した。

 
 

オファーしたい企業担当者の方
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【美大芸大就活ナビ運営局】mail:bidai-geidai@y-create.co.jp


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