2018.2.20

No.65 神戸芸術工科大学 blissofeverさん

未来のクリエイター100人をご紹介!
65人目は、神戸芸術工科大学 まんが表現学科 コミックイラストレーションのblissofeverさんです。


【自己紹介】
小学生の頃、プレーしたゲームのイラストが本当に柔らかい枕の香りがするように感じました。それを切っ掛けに絵を描き始めました。ですが私は色弱で紅葉を見れないです。自分が使っている色は他人に異常で妙な色であることを気づき絵のことを諦めていましたが、高校生の時見た小説のイラストを見て絵に香りがあるようなことを再び感じました。 思うままに描き出したイラストが神秘で優雅な感じという感想を聞いたときの嬉しさは今でも忘れられません。この経験でイラストを愛するようになり、今の私を描かせる動力となっています。私の絵の配色が独特で奇妙でも、これが私だけの能力で才能であり、私にしかできない表現だと自信をもって言えます。



【目指すクリエイター像】
考証とは私がイラストを描く時一番重要だと思うことです。現実考証でキャラクターはもっと立体的になり、現実的に見えることで、見るモノを没入させ共感できるようにさせてくれる要素だと思います。視覚的な部分だけでなく、内面、行動、判断、感情の揺れまで多くのことに現実考証をさせ、実際ありそうなキャラクター、時代、背景を描くのを目標としています。ファンタジー世界でも物理法則や時間の流れなどの要素に現実考証がないのであれば共感しずらく、理解も難解になる世界になってしまうことが多いのでこのような現実的というフィルターを適用して作品を作るのならもっと立体的で理解しやすい作品となります。ノンフィクションという物語が記憶に残り、感動し、見るモノの内面にある何かを刺激するそういう作品を作りたいです。 故に私は現実考証に完璧さを求めるクリエイターを目標としています。

 

作品と解説



『人魚』
水中の光の量を意識して描きました。2013年の作品です。

 



『Chromie』
ゲームの中のキャラクターです。可愛いさとカリスマを同時に表現したかったです。

 



『タロット』
卒業研究で制作したタロットカードの一部です。タロットの歴史、由来、イラストやシンボルの意味を調べ韓国風としてアレンジした作品です。0から21番まで大変楽しく制作しました。

 
 

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