未来のクリエイター100人をご紹介！
68人目は、玉川大学 芸術学部メディア・デザイン学科の横前 奈央さんです。

【自己紹介】
こんにちは。私の個性は「無個性」であることです。趣味は読書や情報収集で、様々な作品やデザインに触れてきました。関心は広く、興味を持ったものはとことん追求します。そのため、デザインや知識の幅は広く、あらゆるジャンル・タイプの作品を制作してきました。それらを人に見せた際、「同じ人が作ったとは思えない」「どれもばらばらで、個性を感じられない」といった意見を言われたことが何度かあり、自分の無個性さに悲嘆したこともありました。しかし担任に「クライアント・テーマに寄り添うデザインができる」といわれ、己の強みは「自分の個性を出すのではなく、テーマの個性を出すことができる」のだと気づくことが出来ました。

【目指すクリエイター像】
私は、幅広いデザインの仕事に関わりたいと思っております。独学と大学ではWEBデザインをメインに、授業では広範囲の分野に挑戦し、学んできました。私はもともとデジタルアートを制作していたこともあり、2DCG に興味を抱いて大学に進学しました。しかし履修時は2DCG に限らず映像表現や3DCG、音楽やディスプレイデザイン、立体物の制作など様々なジャンルの芸術 ・デザインを学んでいます。そうして専門的かつ幅広い知識を得ることで、デザインをする際にもあらゆる視点からアイディアを生み出し、制作することに繋がっております。この「幅広いデザインスキルを持っている」という強みを活かし、発展し続ける様々なデザインに関わりたいと思っております。そうして私の作ったものを通して人々がより一層豊かな生活を送ることができるようになる手伝のできるクリエイターになりたいと考えています。

 

作品と解説

商品企画から電車の中吊り広告デザインまで制作した作品です。 実家が和菓子屋を営んでいるため、「和洋折衷」と「夜の和菓子」をコンセプトとした新たな和菓子の提案しました。「見た目の美しさを楽しむ」という共通項を持つカクテルをテーマに添えました。カクテルの見た目・味を再現した和菓子をテーマに実際に商品を制作し、撮影。 キャッチコピー、商品名まで決定しました。味の種類は実際に存在する和名カクテルからとり、見た目もそのカクテルに近付けました。中吊り広告は「宵」のイメージを前面に押し出し、商品名の三文字には三種類の商品のそれぞれのカラーを当てはめました。原寸大で印刷し、大学祭にて展示。

 

虫のイラストも見るのも嫌な女性のために考えた殺虫剤のパッケージデザイン。 元となった「アースジェット」は家族向けにはいいが、一人暮らしには少し量が多く、また虫の絵がふんだんに使用されています。虫のシルエットさえも苦手な作者がアースジェットを部屋の奥にしまいこみ、いざ必要な際に取り出せず苦労した実体験から生まれたソリューションデザインです。メインターゲットは一人暮らしの女性のため、手の小さな女性にも持ちやすく、使い切りやすいサイズへと変更しました。パッケージは女性の部屋においても違和感がなく、可愛らしいデザインにし、様々な部屋に合うよう、カラー及び匂いのバリエーションも増やしました。

 

カフェ「ファインエステート」のホームページをリ・デザインしたものです。 立地、メニュー等からターゲットを若い女性向けに絞り、「可愛らしく、見ただけでわくわくする」をコンセプトにチームで制作しました。 リーダーとして指揮、主なデザイン、コーディングを担当しました。JavaScriptやCSSアニメーション等を使用し動きをつけることで、わくわくするような工夫を凝らしました。結果2017年12月株式会社vivivit主催の日本一のクリエイティブを決めるコンペティション「頂点クリエイティブ」UIデザイン部門にて受賞ノミネートされました！
https://caferedesign.web.fc2.com/

 
 

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