2018.3.13

No.69 女子美術大学 あずさん

未来のクリエイター100人をご紹介!
69人目は、女子美術大学 デザイン・工芸学科 ヴィジュアルデザイン専攻のあずさんです。


【自己紹介】
私は女子美術大学で、ヴィジュアルデザインを専攻しています。学校でグラフィックやタイポグラフィ、プロダクトなど、デザインの基礎を幅広く学んでいます。その中でも私は特にグラフィックデザインに興味があり、自主的に制作をしています。授業は積極的に参加し、多く手数をかけることを意識して、短い期間でできるだけ質の良い作品を作ろうと日々制作しており、学校の奨励賞もいただくことができました。また、大学のサークルは広告研究会に所属しています。文化祭で広告研究会で1つのテーマを元に、グラフィックを使った広告を作り、展示などを行うなどの活動をしています。



【目指すクリエイター像】
私は、見た人が思わず惹かれてしまうような、魅力的なグラフィックデザインを作るデザイナーになりたいと考えています。大学では、手作業でものを作ったり、アナログな試行錯誤を積み重ねていくことでシンプルな視覚言語や作品が生まれるということを学びました。そこから、魅力的なデザインを作るには、パソコンを使うだけでは表現することができない作業による魅力を取り入れることが大切なのではないかと考えます。そうすることで人々が驚く新しい表現につながると思うからです。現在は、光の美しい現象に魅了され、それらを使った作品を多く制作しています。これからも自分の表現を探求していき、自分のスタイルを作っていきたいと思います。そして人をを惹きつける魅力的なデザインを作りたいと考えています。

 

作品と解説



これは自分の個展を想定したDMです。ヴィジュアルは印刷物の文字をガラスに映り込ませ、歪ませる事でできた像を写真に撮ったものです。そうしてできた点や線は元の文字とは違う形や色をしているのに、まるで新たな文字のように見えると感じ、個展のタイトルを“文字になる”にしました。ロゴの文字はどこからが文字で、どこからが点と線なのかということを表せるようにしたいと思い、文字がくずれているような感じにしました。

 



これは“アカルイミライ”をテーマに制作した小型のグラフィック作品です。18枚のパターンを大判印刷し、壁に展示しました。このグラフィックは和紙とセロハンを光に当てることで生み出される形を撮影したものです。そうすることで出来るもやもやした形は、今はまだ分からない不確かな未来を表していて、明るい色の組み合わせが未来の明るさを表現できるのではなかいかと思い制作しました。未来が広がっていくようなイメージになればいいなと思い、出来るだけ多くの枚数を壁に展示しました。

 



“graph”というタイトルの雑誌を制作しました。内容はタイポグラフィをテーマにしています。誌面のヴィジュアルは、様々な印刷物の文字をガラスや水で歪ませてできた色や形を撮影したものです。歪ませる事できたものは、なかなか表現するのは難しい色や形で、おもしろい表現になっていると思います。そこへ短い文章をつけることで、画面を引き締め、ヴィジュアルをより引き立たせる効果を狙いました。タイポグラフィの可能性と歪みのおもしろさを伝えられる雑誌を目指しました。

 
 

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