2018.3.14

No.72 尾道市立大学　くこさん

未来のクリエイター100人をご紹介！
72人目は、尾道市立大学芸術文化学部美術学科日本画専攻のくこさんです。

【自己紹介】
現在尾道市立大学で日本画を専攻しています。日本画の綺麗な色味に惹かれたことと一枚の作品作りをじっくりとやりたいと思ったことから日本画を専攻しました。昔から好きだったイラスト制作も並行して続けていて、制作していく中で学んだことや気づいたことはどちらにも活かしています。好きな音楽から創作意欲が湧き、それを作品にすることも多いです。計画的に進めていかなければならない日本画制作の特徴から、課題に向けてプロセスを組み立て、精一杯努力を尽くしながら進めていく姿勢を持っています。よろしくお願い致します。

【目指すクリエイター像】
コンテンツに興味を持つきっかけを作れるような絵を描きたいと思っています。私自身の好きなことについても、キャラクターデザインやコンセプトアートが魅力的であり、それらがきっかけとなり足を踏み入れてみようと思うことが多いです。私も誰かを夢中にさせるような世界観作りができるクリエイターを目指しています。また、見る方にとって心地よい絵でありたいということと、絵の中での重要な要素は色だと考えているため、人の目を惹きつけられるよう魅力的な色彩を意識しながら制作しています。これまでに身につけたデッサン力を活かして、キャラクターデザインや背景などの仕事に挑戦していきたいです。

作品と解説

『清純な悪女』
｢清純｣と｢悪女｣、どちらの言葉のイメージも感じ取れるキャラクターというテーマで描きました。身につけているものやモチーフ、色などから言葉のイメージに近づけていきました。

『瞬きの間』
数人で同じテーマからそれぞれ自由に発想して描こうという企画で描いた絵です。私の中では｢瞬きの間｣というテーマからあっという間という言葉に繋がり、そのイメージから線香花火をモチーフにしようと考えました。線香花火の擬人化という設定で、夏の一瞬にしか会えない女の子というイメージで描きました。