2018.3.14

No.73 東京工芸大学 中島さん

未来のクリエイター100人をご紹介!
73人目は、東京工芸大学 インタラクティブメディア学科の中島さんです。


【自己紹介】
小さな頃からモノ作りが好きでした。私の母は躾に厳しく、特におもちゃやゲームは許さない人でした。なので、私は自分の作った世界で遊ぶ事が多かったです。白紙の紙の中なら不可能な事は何も無かったです。魔法を使ったり、動物たちとお友達になったり、自分の世界を作りあげるのが楽しく、いましている作品作りもその体験の延長線上にあると少し感じています。何かを作る、何かを表現する、自分の世界を作る、イラストや漫画や映像やデザイン、分け隔てなく作ることはなんでも好きです。得意不得意はもちろんありますが、幼い頃から変わらずに作る事だけに夢中になっています。



【目指すクリエイター像】
他者の心を揺さぶれるような作品を作るクリエイターになりたいです。私はあまり感情を素直に出せないような天邪鬼な性格をしています。そのせいか、感情的で人間味の溢れるような作品に心を強く惹かれるのです。笑ったり、泣いたり、感動したり、恐怖したり、心の変化を丁寧にきめ細かな表現で作品に出来たらとても気持ちがいいだろうなと思います。映像やイラスト、デザインさまざまなジャンルがありますが、モノづくりという点においてその差異はあまりないと思います。表現する媒体は違っていてもその本質の部分は、感情の変化ではないのかと今まで制作を通して考えました。なので何故自分はこの作品を作りたかったのだろうか、何処に心を揺さぶられる要素があったのだろうか、自問自答していきながらその答えとして作品を作って行きたいです。

 

作品と解説



『suffocating』
移動中の電車内でも、空を見上げても息苦しい。人の波に窒息しそう、溺れそうという東京の息苦しさを映像で表現しました。この作品は友人に音楽を頼んだり、撮影の為に早朝からカメラを回したりと準備の期間を多くとり、完成までの工程を一人で回せた事が自身の成長になりました。編集や撮影技術はまだ修行しなければいけませんが、自分の感じた事、表現したかった事を素直に形に出来て良かったです。

 



『Lost World』
シナリオ作品として制作した短編作品のキービジュアルです。荒廃した岩だらけの地で主人公が遠くに光る木を見つける所から物語は始まります。PVで手描きのアニメーションなどを趣味で描いていましたが自主制作の為ちまちまとずっと作り続けています。この作品はまず最初に脚本を作り、その後にビジュアルを作りはじめました。演出を考える点においてビジュアルからではなく脚本から作るというのは私の中に今まで無かった発想でした。自分の頭に思い描いたシーンを上手くビジュアルに落とせた時の快感が気持ち良かったです。

 



個人の方からご依頼で描かせていただいたイラストレーション作品です。龍人の力強い戦士、剣や盾を使いこなすキャラクターです。依頼主様からメールのやり取りから始まり、制作の進捗やフィードバック、私の想像していたものと依頼主様のご想像していたものとのすり合わせなど、勉強させていただく事がたくさんありました。特に思い入れ深いのはキャラクターのポーズです。二回三回と微調整を繰り返し、丁寧に制作させて頂いて自分でも満足のいくところまで持っていけました。

 
 

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