2018.3.16

No.79 名古屋コミュニケーションアート専門学校 itknさん

未来のクリエイター100人をご紹介!
79人目は、名古屋コミュニケーションアート専門学校 総合デザイン科 グラフィックデザイン専攻のitknさんです。


【自己紹介】
三重県の田んぼに囲まれたのどかな環境で日々を過ごし、名古屋の専門学校へ通いデザインを学んでいます。小さい頃からなんとなくデザイナーになりたいという夢を持っており、今夢を叶えられる目の前まできていてワクワクしています。学校に入るまでのデザイナーのイメージと、2年間過ごして得たデザイナーのイメージは全く違うものですが、その奥深さとやりがいに更に魅力を感じています。趣味は宝塚を観劇することで、1番のリフレッシュ方法でもあります。アルバイト先のカフェでは、プロモーションポスターやメニュー表、POPなども作らせていただき、接客を含め学外の活動としてとても充実しています。



【目指すクリエイター像】
私がデザイナーに憧れ、目指したように、人を突き動かすような影響を与えられるクリエイターになりたいです。私は「かっこいいポスター」や「見た目で選んでしまうパッケージ」など自分が影響されたものを つくる側の人 になりたくてデザイナーを目指しました。ただの憧れから始まった夢ですが、デザインについて学んでいくうちに、ポスターやパッケージは何かを伝える手段でしかなく、デザインが作るものはその先にある事をつくるものだと学びました。デザインがある事で人の気持ちを少しでも豊かに出来て、今まで気がつかなかったような価値を伝えることが出来ます。それが購入や拡散、私のように夢を持って動き出すような行動につながり、事が生まれると思います。小さな事でも、人を動かすということはデザイナーだからこそ出来る事だと思います。そのような、人が事を起こすきっかけを作る、人を突き動かす影響を与えるものづくりがしたいです。

 

作品と解説



家で実際に作っているピクルスを、日本橋にある三重の美味しいものが揃うお店「三重テラス」で販売すると仮定して、ラベルとリーフレットの制作を行いました。都会の中にある田舎のものを取り扱うお店という事で、自家製の「家のご飯」や「人の家で食べるご飯」のようなあたたかいイメージと、三重県の田舎の雰囲気のあたたかみを感じられるよう意識し制作しました。落ち着いた風合いにし、あたたかみも持たせつつ、ピクルスのカラフルな色を引き立たせています。ただパッケージを作るのではなく、コンセプトやターゲット、販売店や販売方法まで考え適切な表現を定めること、またその大切さを学びました。

 



海沿いにひっそりとありながら地元の方々に愛される老舗和菓子店、橘屋製菓舗さんの新しいロゴマークを考えました。一つ一つ丁寧に手づくりされた和菓子と素朴な愛らしさから、橘の蕾をモチーフに、これからより沢山の人にこのお店のことを知ってもらい、地元に花を咲かせるお店になってほしいという想いを込めて制作しました。他県の方にも購入されている名物菓子のパイナップル大福のパッケージと、ショップカードも制作しました。お店のことを突き詰めて考えること、お店の未来を想像することで特別なロゴマークが出来ることを実感しました。同時にそれをお客さんにどのように見せるか、伝えるかを考えさせられました。

 



幅広い世代に人気のファストファッションブランドH&Mと、奇抜な柄や色合いのアイテムが多く若い世代から人気を誇るファッションブランドKENZOのコラボレーションのポスターを制作しました。どちらのブランドのファンもワクワクするようなコラボレーションを、異なるものが一つになって新しい形を作るコラージュの面白さで表現しました。未知の世界観を覗き込むようなイメージで、破れた断面を効果的に使いました。制作する過程を自分自身が楽しむことでイメージしたものより面白い形が生まれて、新しい表現へ辿り着けることに気がつきました。

 
 

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