未来のクリエイター100人をご紹介！
89人目は、武蔵野美術大学 造形学部　工芸工業デザイン学科の植田 智之さんです。

【自己紹介】
インテリア専攻の植田智之です。大学では主に家具や空間、建築、造形物などについて手を動かしてデザインしています。私は経験したことや見てきたことを咀嚼して、実際に手で作品を作りたいと思い、武蔵野美術大学、工芸工業デザイン学科に入学しました。特技は競歩で高校時代に部活でしていたのですが、その際も美しい歩き方を求めて練習してをり、そういった経験は今のデザインする時の造形美や素材の選択やコンセプトを考える際の追求心に繋がっていると思います。普段は一人暮らしで、学校やバイト先の友達とお酒を呑んだり、ドライブや旅行に行ったりしています。

【目指すクリエイター像】
使ってくださる人に愛着が湧くような作品を作っていくクリエーターになりたいと思っています。自分が作った作品というのはいわば自分の思想の１パーツです。その思想に対して購入者が毎日愛着持って使ってもらうためにも、毎回自信を持って考え抜いた造形や素材を選んで使っています。購入者が愛着を自然に持たざるをえないぐらい考え抜いた作品をもっと作っていきたいです。
そのためにも、自分の思想を増やすために、いいなと思う建築に足を運んだり、カメラで風景を撮ったり、様々なワークショップに参加しています。　

 

作品と解説

照明器具は周りの空間を明るくするという点と、花は咲くと周りの環境を華やかにするという点が似ていると思い、開花の前段階である蕾をモチーフにデザインしました。木材部はシナノマゲベニヤを用い、ヤスリやワックスで手触りを良くしました。

 

大黒柱という家にとって大切なパーツのありがたみを表現した作品です。そのため、中心の大黒柱を無くしてしまうと周りにある棒やロープはたるんでしまい、空間を作らなくなります。

 

光を操ることをコンセプトに、すぼませたり、くぼませたり、面を思いっきり変えたりしてガラスの特徴を生かし、光や影の溜まりぐあいをデザインしました。

 
 

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