2018.5.1

No.92 静岡文化芸術大学 山田 晴樹さん

未来のクリエイター100人をご紹介!
92人目は、静岡文化芸術大学 デザイン学部 デザイン学科ビジュアル・サウンド領域の山田 晴樹さんです。


【自己紹介】
静岡文化芸術大学デザイン学部デザイン学科ビジュアル・サウンド領域 山田晴樹です。学内ではグラフィックデザイン諸領域を中心に学んでいます。制作の際は、作ったものがどう世の中に展開していくかまでを考え、説得力の強い作品にすることを心がけています。また、グラフィックデザイン以外にも、プロダクトデザインや空間デザインにも目を向け、授業を通して制作を行いました。例としては、木工を通したオリジナルの楽器の制作や、浜松市内の空き地の、地域に密接した有効利用法の提案等が挙げられます。



【目指すクリエイター像】
ただ制作するというだけでなく、「その周囲を取り巻く人々にどのように影響を与えるか」を考えることができるクリエイターになりたいと考えています。意匠的な側面が見えがちな「デザイン」という言葉ですが、その基盤を築いているのは「考える」という行為の繰り返しであると、学内外の様々な体験を通して学びました。また、実際に手を動かして作業することも忘れずにありたいと感じています。

 

作品と解説



『ひととなり』
美容師、教師、アーティストなど…様々な仕事・立場に就く10人を取材し、その人の人柄に合った名刺を作る企画を行いました。そしてその取材内容をまとめた冊子を制作しました。取材から名刺制作、ライティング、写真撮影、レイアウトまで全てを自力で行うことで、エディトリアルデザインを取り巻く様々な作業を体験することができました。

 



『Treasure Box Yamanashi』
国内1位、全国シェア3割と好成績を収めている、山梨県のジュエリー産業を周知するためのプロモーションを提案しました。企画のシンボルマーク、そしてポスターを制作し、JR新宿駅での広告展開を計画しました。1番のメイン広告であるポスター2作は箔押し加工を想定して、手作業で金紙銀紙を接着することで表現しています。

 



『Visual Self Introduction』
自分自身を他者に紹介するための、シンボルマーク、ステーショナリー、リーフレットを制作しました。まず文章で自己紹介文を作り、それを元にシンボルマークの制作、そして各種アプリケーションへと展開していきました。

 
 

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