株式会社トップスタジオ~ITコンテンツの解説書を中心とした出版社

渋谷駅西口から徒歩6分。
閑静な住宅街にオフィスを構える株式会社トップスタジオへインタビューに伺いました。
トップスタジオは主にITの技術環境の変化に対応した本・webなどのメディアづくりを行っている会社です。
今回はHR事業部マネージャーの畑様にお話を伺いしました。



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Q.企業理念を具体的に教えてください。

「お客様の発展」と「従業員・パートナーの発展」この大きく二つの相乗効果を大事にしていきたいと思っています。
前者は文字通り、お客様の利益や事業内容に何かしらのメリットを付与して発展して頂くという意味。
後者は、ITコンテンツは移り変わりが速いので、お客様の発展を励みに自分たちもどんどん知識を吸収して成長していくという意味になります。

 

Q.ITコンテンツの解説書中心ということで理系の方が向いているのでしょうか?

いえ、そんなことはありません。確かに理系の出身者もいますが、文系理系を問わず、本が好き、翻訳が好き、ITに興味があるというスタッフが弊社には多いです。
もちろんある程度の知識は必要ですが、仕事を通じて身に付けることも多いです。

著者が書いてきたものを読みやすくしたり、表現や用語を統一したり日本語に気を使う必要が出てくるので、本の作り方を考える場合が多いですね。
文系・理系を問わず、制作全般に目が配れる人が良いですね。



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Q.選考の際重視しているものは何ですか?

編集者の仕事は具体的にイメージしにくいと思います。でも、わからないなりに情報収集をしたり、どうして自分は興味を持って、何を作りたいかを考えることはできます。
誰かに話をきいてみる、本で調べてみる、など方法は色々あります。

最近はコミュニケーション力が大事だと言われていますが、常識の範囲内での受け答えが出来れば良いと考えています。
むしろ、コミュニケーション力だけでは専門分野の就職という面ではちょっと弱いかもしれません。「興味・関心が強い」方も魅力的に映りますね。



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Q.御社特有の社内制度はありますか?

特に変わったものはありませんが、教育面では、最初は編集補助として、担当編集者のアシスタントから本の作り方を勉強します。デザインや資料作りまで、一通りの仕事の流れを把握してもらいます。資格も特に必要ありません。



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Q.今後の展望について教えてください。

数年前から電子書籍の制作にも力を入れています。
紙媒体がまだ主流なので、電子書籍の制作割合はそこまで多くはありませんが、どの企業も注目しています。弊社も日々開発に取り組み、制作ノウハウをためています。



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Q.学生に一言メッセージをお願いします!

社会人になれば、当然ながら、仕事に割く時間が多くなります。仕事とプライベートのバランスをどう考えるかも人それぞれです。どちらも楽しめると思いますし、その配分や時間の使い方を考えて実行するのは本人次第です。
学生の方には、目の前のことに精一杯取り組む前向きな気持ちを持ち続けて欲しいなと思います。

 

インタビューを終えて

畑様は懇切丁寧に説明してくださり、とても親切な方でした。
また、「ものづくりのやりがいは、作ったものが形になることですね!」と、編集者としてのお話も聞かせてくださいました。
社内も仕事に集中できそうな、とても落ち着いた雰囲気でした。

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