【代表インタビュー】株式会社エスピー・リング東京~幅広く手掛けるイベント制作会社!

八丁堀駅から徒歩2分、新富町から徒歩4分。
12社、約100名のクリエイター集団が集まるビルの中に事務所を構える株式会社エスピー・リング東京様。
本日は代表取締役の太田眞義社長に取材させていただきました。

創業して今年2013年度で20周年を迎えた、主に企業プロモーションを行っているイベント制作会社です。
企業から依頼されたイベントの案出しからプレゼン、資料を作成するために様々な調査を重ね、協力会社の手配や必要なものの準備、当日の運営・演出の管理までを一括して行っています。



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Q.太田社長は創業する以前、どのような会社に入社しましたか?

広告業界で働きたいと思い、大学を卒業してから株式会社旭通信社(現在のADK)に入社しました。その中でも販売促進という意味のSP(セールスプロモーション)部を志望しました。
これからの広告はラジオ・テレビ・CM・雑誌といったマスメディアではなく、もっとお客様にダイレクトに訴求して体感してもらえる広告の方が活躍すると考えたからです。
 

Q.何故創業しようとお考えになったのですか?

7年半ほど旭通信社のSP部でイベントに触れて実際に制作に携わり、イベント制作のノウハウがわかり始めた頃、友人に制作プロダクションを起業するから一緒にやらないかと誘われました。
2~3年ほど友人の企業で働くうちに、自分もいつかは独立したいなとおぼろげに思い始め、7~8年目くらいで徐々に夢が現実味を帯びてきて、その夢を第一段階第二段階と計画行動していったことが創業に繋がりました。


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Q.経営者の立場として、どのような事が辛いですか?

社員が辞めると言ってきたときに、精神的な内容があると悲しくもありそこまで追い込んでしまったのかと反省します。

イベント制作業界というものは忙しくて体力的にもキツイ業界です。この日までにこれを仕上げて、この日までにこれをプレゼン、この日までにこれを提出等、締切が多くあります。
それも一人一本の仕事というわけにはいかなく二本三本とあり、それに加えて新規の仕事も入ることがあるので、締切に追われる状況が続き、精神的にも休まらないことがあります。
それでも締切までに仕事が終わったときの達成感や開放感は、本当に気持ちの良いものです。


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Q.どのような学生を求めていますか?

私たちの仕事は地味な面もありますし、きつい面もあります。
ですが同じような企画ばかりでなく、展示会や公演、国際的なことまで多種多様に取り扱っているので多くの経験をすることができます。
新卒の方たちには体力的な辛さに負けない強い思いや大志を抱いた学生、ガッツがある学生を説明会で集め、この会社この仕事について出来る限りの説明をした上で入社してもらおうと思っています。


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Q.社員に求めることは?

我々はイベントコミュニケーションを操る職人です。様々な人に二度とない時間を提供する会社なんです。仕事をする上で忘れがちになってしまう人間味を忘れないでやっていこう!と言っています。
相手を感動させる一つのエンターテイメント企業なので、ある意味自分自身も感動させる必要があります。そのために、優等生だけじゃなくて人間味ある職人魂が必要になってくると思っています。

また常に「魂」を持って仕事に臨んでほしいと言っています。信念や強い心をもって仕事をしたとき、しなかったときではあまりに違います。このような「魂」がないと自分の仕事に自信が持てず、そのまま結果に繋がります。
どの業界にも言えることで、特にこの業界だからこそ、常に心を込めて「自分の想いを相手に伝えるんだ!」くらいの気持ちで仕事に臨んでほしいと思っています。


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Q.学生に一言メッセージをお願いします!

「物静かで大人しい」・「真面目」・「おしゃべり」、どれもその人の個性であり大切なものです。
自分のキャラクターに気付いてその個性を大切にしてください。

当社には「素」で入ってきていただいて大丈夫です。強い想いや情熱があれば自然と資料や演出の工夫に繋がるので、プレゼンや演出のテクニックといったものを考えるときはその気持ちを大切にしてください。

また常識を打ち破るとは常識を知っているからこそ可能なことです。「職人魂」を学ぶことはなかなか難しいですが、常識を学ぶことは簡単なはずです。是非その常識を学んだ上で打ち破ってください。

 

インタビューを終えて

太田社長は気さくな方でした!席につくなりすぐに雑談をして私たち学生の緊張をほぐしてくださり、心の温かさを感じました。仕事に関する熱い気持ちや、社員さんや学生のことを気にかけていらっしゃることが伝わってきました。
明るくとてもお話好きで、取材の時間が限られていたため最後までじっくりお話を聞くことが出来ませんでしたが、楽しい時間を過ごさせていただきました!

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