【代表インタビュー】株式会社ティーライブ

八丁堀駅A2出口から直進3分。長崎ビルの4階にオフィスを構える株式会社ティーライブにインタビューへ行ってきました。

株式会社ティーライブは広告その他各種イベントの企画・制作・演出・運営等を手掛けている会社です。今回は創業者のひとりである、代表取締役の平野様に、インタビューに応じていただきました。



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Q.創業に至ったエピソードや理念を教えてください。

「人の笑顔をつくるのが好きで、自分たちも笑顔になりたい」
このような思いが根幹にあって、イベント業というビジネスを通じてそれを実現したいと考えました。

もともと私は、学生時代からこの業界に携わってきました。はじめはアルバイトでした。そこで人や自分が笑顔になれるこの仕事の面白さを強く感じた私は、後にこれを本職にしようという気持ちを抱き、職業を優先するために大学を中退しました。その後、いくつかのイベント会社での業務を経験しました。様々なイベントやその業務に携わりながら、自身が思い描くイベント業を求めて歩みを進めていき、多くの仲間と出会いました。ある時、その仲間たちと共に0から会社をスタートさせないかという話が舞い込んできました。ちょうど長期の巨大プロジェクトを終えたときのことでした。

過去に出会った仲間とのつながりを大切に、自分たちのカラーを出せる環境で仕事がしたかった私にとって、起業の話は非常に魅力的でしたね。いいタイミングでいい出会いがあったことが、会社立ち上げに至るきっかけになりました。
立ち上げの際も、応援してくれる人たちがたくさんいてくれたおかげで、とてもスムーズに設立することができたんですよ。
 

Q.御社の社名に込められた思いを教えてください。

「T-LIVE」
海外での仕事にも取り組んでいきたいという考えから、世界でも名の通る「Tokyo」のT、そして元気で生き生きしているライブ(LIVE)を手掛けていることからこの社名に決めました。他にも、仲間とのつながりを大切に、仲間と共にいい仕事をしていきたいという思いからネットワークというワードを付ける案がありましたが、そのワードは会社ロゴマークに円を描くようにデザインすることで、その思いを形に残しました。


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Q.御社で働く魅力は何ですか?

人の心の動きを直に見ることができることです。それはライブという生の空間でイベントを手掛けるからこそ感じられることです。
人の心の動きは笑顔もあれば、涙もあります。感動の涙もあれば、寂しい涙もあるでしょう。一期一会の場だからこそ、お客さんの心に動きがあり、私たち制作側も心が動かされます。私も数々の場面に出会い、涙を流してきました。
そういう経験も含めて、「ライブ」を制作し提供することに強い魅力を感じますね。
 

Q.新入社員に求めることは何ですか?

失敗したっていいから、おもいきった発想や個性で仕事に取り組んでほしいです。
ビジネスにおいても、例えば他社で既にあるものに類似したものを提供しても売り上げにはつながりませんよね。

最近の若い方を見ていると、怒られたくないのか失敗したくないのか、常に道を踏み外さないように慎重に歩いている印象を受けます。道を踏み外さないための質問をたくさん受けたりもします。そうではなくて、たまには道を踏み外したっていいと私は思います。失敗すれば怒られることもあるかもしれませんが、必ずそこで学びがあって、成長につながるからです。

もしかしたら失敗するかもしれない、それでも挑戦したい。そんな独創性のある大きな一歩一歩を歩む勇気をもってほしいですね。道を踏み外さずに歩んだ成長と比べると、失敗しながら歩んだ成長には飛躍的な伸びがあると思いますよ。



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Q.選考で注目することは何ですか?

当社ではA3の用紙一枚に自己PR等をまとめてもらう課題があります。用紙の使い方は自由です。ですから突飛な発想だとしても、そこで私たちを驚かせ、納得させることが出来れば、十分通過する可能性はあると思いますよ。
この課題からは、伝えたいことを用紙一枚という制約のなかでいかにしてまとめ、上手く他人に表現できるかという力や、まとめた内容を自分で客観的に見直せているかを測っています。
私たちの仕事ではアイデアを出していくことが大変重要な能力になってきますから、このような能力も、この課題を通してアピールしていただければと思います。
 

Q.今後の事業の展望をお聞かせください。

これから世界を舞台に事業を拡大していきたいと思っていますが、まず目の前の目標として、2020年の東京オリンピック。
きっとその時も私たちはイベント業務を手掛けていると思います。そのなかで、オリンピックのより核となる部分で業務に携わることを目標としています。日本で開催される国際的な祭典ですから、その中心で業界の仲間たちと共に盛り上げていきたいです。私たちはこれまでも、オリンピックに対しては招致活動をはじめ様々な部分で関わってきました。2020年は胸を張って「オリンピックのこの部分で活躍しました」と言えるようなポジションの業務に携わっていたいですね。


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Q.学生にメッセージをお願いします。

就職においても人生においても、“なんとなく”過ごすのではなく、“好きなこと”や“目標”をもって過ごしてほしいですね。なんとなく過ごすのってすごくもったいないと思うんです。好きなことや目標は、別に途中で変わったっていいんです。それが達成されて変わるのでも、過ごすうちに気持ちに変化があって変わるのでも構いません。変わってもいいので、近い未来の希望を明確にして日々を送ってほしいと思います。

 

インタビューを終えて

「人の笑顔をつくることが好き」という気持ち一筋で仕事をされてきた平野社長。
どのお話からも“苦労”という印象は感じられず、仕事の魅力をとても熱心に語ってくださいました。イベントが「好き」という気持ちで、例え困難があったとしても面白さに変えてこられたのだろうなと思いました。そして、その仕事への姿勢にとても心を打たれ、共感することがたくさんあるお話を伺うことができました。
まずは2020年、そしてそれから先も、ティーライブさんの事業展開がとても楽しみです!!

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