【代表インタビュー】株式会社優クリエイト~クリエイティブ業界をサポートしています!

京王線で新宿駅の隣の駅にある笹塚駅から徒歩 3分の株式会社優クリエイト。
2014年で創業30周年を迎え、長きにわたりクリエイティブ業界の人材派遣や人材紹介を行っている、総合的にクリエイティブ業界をサポートしている企業です。

今回は創業者である高橋茂一社長に取材してまいりました。



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Q.創業以前の会社ではどんな仕事をしていましたか?

当社を創業してもうすぐ30年経ちますが、創業する以前は大手出版社で勤めていました。その中で様々な会社の採用を手伝う仕事をしており、会社は人で決まるんだと強く思いました。

私が学生だった時代は、情報を仕入れることがなかなか難しかったことも影響していたのだと思いますが、大企業を目指そうという就職活動の流れが今よりも強かったです。
大企業に就職することが幸せになるということを否定はしませんが、それだけではないのでは、と疑問を感じ始めました。
 

Q.何故創業しようとお考えになったのですか?

私は「会社というものは人で決まる」といった想いを強く持っています。
成長していこうとする会社は、いい人材と出会わなければなりません。
そのためには成長する可能性のある会社と、その会社にマッチして力を発揮できる人たちが出会う場を作らなければならないと思いました。

また一社一社の採用の仕方を一律同じにするのではなく、それぞれの会社の立場に立って採用・支援できるような会社を作りたいと考えたのがキッカケです。


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Q.クリエイティブ業界に特化したのは何故ですか?

もともとは採用ツール等を作る制作会社から始めたので、クリエイターの方たちと一緒に働いていました。
経営する中で、私は「人」で一番悩みました。

他の業種に比べ、クリエイターの方は会社に対するロイヤリティよりも仕事に対するロイヤリティの方が高いと思います。
なので一つの会社にずっといるよりも、色んな仕事を経験したいと思うがために他社に移ろうとする方も多いです。
クリエイターの方の仕事に対する想いが離職率に繋がり、経営者の私の悩みとなり、他の経営者も同じように悩んでいるだろうと考えたのです。


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Q.クリエイティブ業界が新卒を雇用するメリットは何ですか?

新卒学生は中途採用の人よりスキルが未熟なのは確かですが、採用には大きなメリットが有ると考えます。

1つ目は、自社の文化で新卒を育て活躍できる場を生み出すことで、会社をより成長させられることです。
新卒を教育する仕組みを整え、これまでは暗黙の了解でやってきた、仕事をする上での規則を明確にすることで、会社は組織化されていきます。

もう1つは、新卒者はポテンシャルが高いため、将来的に会社の軸になるであろう人材を採用出来ることです。
もちろん中途採用の人にも優秀な人はいますが、新卒者は沢山いる中から選ぶことができるため、会社にマッチした人材を選ぶことが出来ます。


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Q.どのような学生を求めていますか?

我々は人のために働いていますので、その人の人生を預かることになります。
そういうことにやりがいを感じる人、他人主義な人がいいですね。

自分をまず第一に考えてはいけません。最終的には自分が大事なのですが、他人のために生きることが自分のために繋がるという気持ちで仕事に取り組まなければなりません。

人対人の仕事だから、相手の人がすごく喜んでくれることを嬉しいと思える人に来てもらいたいです。
 

Q.社員に求めることはなんですか?

主体性を持って仕事に取り組んでほしいと思います。
会社はその人が活躍するためのフィールド、土壌はあるけれども、それを掴みどのように使っていくかはその人次第です。
組織が小さければ細部まで把握できますが、組織が大きくなっていくと細部まで把握できなくなるので何もやらなくても過ごせてしまいます。

ですがそれでは成長することは出来ません。自分で動いてチャレンジしていかないと自分が成長出来ないのです。
自分の会社・自分の仕事だという当事者意識を持ち、けして評論家にならずに仕事に取り組んでほしいと言っています。


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Q.学生に一言メッセージをお願いします!

今の学生は私たちの頃よりよっぽど勉強しています。
学生のうちにしか出来ないことは沢山あるので、色んなことを経験してから社会に出てきてください。

また、就職活動も含め全てにおいてですが、自分の人生は自分で決めてください。
周りの人の意見も参考にはするべきですが、最後は自分で決断するということを大切にしてほしいです。

 

インタビューを終えて

高橋社長は気取らずダンディーな方でした!また、会社で最も大切なものは「人」だと考えていらっしゃることが強く感じ取れた取材でした。
こんなに「人」のことを大切に思っているからこそ、「人」に関わる仕事が出来るんだと思いました。
クリエイティブ業界を盛り上げるために、クリエイターの現場目線と経営者目線だけでなく学生の目線も大切にして就職活動というものを考えているんだなと感じました。

取材が終わった後も、「次取材行くときはこうしたらいいよ。」等、気付いたことを優しく指摘していただいて、お話だけでなく取材の仕方としても勉強になりました!

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