インタビューに応じてくれたのは…
東京造形大学 DANZE

今回は、東京造形大学のダンス部である“DANZE”（ダンズ）の皆さんにお話しを伺って来ました！
学内最大級の部員数を誇るDANZEさんは、毎年入学式と学園祭で迫力のダンスを披露します。
インタビューに応じていただいたのは、DANZE部長の大山さんを含む10名のメンバーの方々です。
 

Q.なぜダンス部を選んだのですか？

入部のきっかけはメンバーそれぞれにありますが、大きな決め手になっていることのひとつに、入学式でのダンス公演があげられると思います。
DANZEは、学校からパフォーマンスを依頼されて、毎年入学式で公演しています。
その公演を観て、そしてその空気を体感することで、入部を決める部員もたくさんいますね。私たちの活動をアピールできる、いい機会を頂いていると思います。

私たちは、ダンスをすることで、こうしてステージから客席に向かって表現をすることができます。
アートを学び、普段から“表現する”活動を行っている私たちだからこそ、「表現したい！」というあくなき欲求をそれぞれが持っています。その欲求をダンスという手段で満たすことができる場所が、DANZEです。

それから、男子部員のなかには運動不足解消を目的に入部している人もいます(笑)これがけっこう理由としては深刻で、やはり美大で勉強していると、体を動かす機会が極端に少ないんですよね。だから健康面を意識して踊りに来ているメンバーもいます。好きな音楽に合わせて体を動かすのって、すごく楽しいんですよね！！



 

Q.活動内容について教えてください。

週に一度の活動日に、基礎練習や振り付けなどを行っています。
私たちはロック、ポップ、ジャズ、ワック、ブレイク等の幅広いジャンルを踊ることができます。それぞれのジャンルごとの班があり、専門の班員が振り付けを担当して、他のメンバーと共に練習をするといったスタイルで曲を仕上げていきます。

ダンス未経験で入部する部員も半数ほどいますし、経験者であってもはじめから全てのジャンルを網羅している部員はいません。先輩方から代々引き継がれたテクニックなどを受け継ぎ、下の代に指導していくことで、それぞれのジャンルのダンステクニックが継承されていっています。

ありがたいことに、卒業した先輩が指導に来てくださることもあり、先輩と後輩の繋がりがとても強い部活であることは、私たちの誇りです。
 

Q.DANZEの魅力を教えてください。

DANZEは部員数が多いので、学内ではすぐにメンバーと顔を合わせますし、メンバーが数名で集まっていると、あとからどんどん他のメンバーが集まってきてすぐに大きな輪になります(笑)また、DANZEは知名度が高いこともあり、部外の方から「DANZEの子だよね」と覚えてもらいやすいです。
更には学校の枠を超えて、専攻の展示イベントで学外へ行った際に、学外の方からもそうして覚えてもらって声をかけられることがあるのは、DANZEメンバーならではのことだと思います。

それだけ人数が多いと、学科や専攻も様々なメンバーが所属しています。だからこそ、学べることがたくさんありますね。例えば専攻の課題を仕上げるために、メンバー同士で手伝ったりするんですよ。ダンスをするために集まったメンバーが、ダンスを通じて他学科・他専攻の学生と繋がり、お互いの専門について学べる、そんな機会をDANZEではたくさん得られますね。



 

Q.今後の展望について教えてください。

DANZEの活動を通じて経験したこと、例えば公演に使う映像の制作だったり、公演当日を迎えるまでの計画力だったり、それは卒業してから実際に仕事をする現場で、そのまま生かせられると思います。過去には卒業してダンスを本職に活躍されている先輩もいらっしゃいますが、そうでなくても生涯趣味として卒業後もダンスを続けられるという、ひとつの人生の楽しみ方を、私たちはここで得られたと思います。
これからも、仲の良い居心地の良い部活であり続けたいと思っています。

 

インタビューを終えて

お話にあったとおり、取材中もその様子を見かけてどんどんメンバーが集まり、輪が広がっていきました(笑)

和気あいあいと、仲の良さがすごく印象的なDANZEの皆さん。上級生の姿を見て下級生が育っていっている、先輩と後輩の繋がりの強さも感じることができました。
取材のあとには、学園祭公演のリハーサルを見学させて頂きましたが、鮮烈な映像と共に鮮やかな光を浴びてシャープに踊る皆さんの姿が、とてもかっこよかったです。
これからも魅力的なパフォーマンスを披露し続けてほしいですね！！

今回、インタビューにご協力頂きました皆様、本当にありがとうございました。