2014.10.15

ムサビを丸裸に mauleaf

インタビューに応じてくれたのは…
武蔵野美術大学 公式フリーペーパー mauleaf

今回は、武蔵野美術大学学内広報誌mauleafを取材してきました!
学内限定で設置されているフリーペーパー「mauleaf」は、様々な活動を展開しているムサビ生や、大学周辺のスポット、ちょっと変わった情報などを発信しています。
お話を聞かせてくださったのは、mauleaf学生記者の川名舞さん、大三島弘女さん、原田あゆみさんの3名です。
 

Q.活動内容について教えてください。

原田「ムサビ生を対象に、学内で気になる学生やサークル、“ムサビ生なら知りたがる”テーマを特集、年4回お届けしています。基本的には学内で配布するものですが、大学公式のフリーペーパーとして保護者や学外関係者にも配付しています。
mauleafの強みは学内のネットワークをフル活用できるところ、そして自由なテーマで取材ができるところです。例えば、友人にちょっと変わった活動をしている人がいれば、学生スタッフのミーティングを経て取材をし、記事にしてしまいます!」
 

Q.mauleafに参加を決めたきっかけを教えてください。

大三島「以前、フリーペーパーの祭典に行った際に、紙媒体は載せられる情報量が限られているので、“魅力的なコンテンツの選択”や“見せ方へのこだわり”が必要だし、だからこそ、マスコミとしてもアートとしても成立するんだということを感じたんです。そこに、紙媒体としての可能性も感じて、学内のネットワークが生かせるmauleafに参加しました。」


mauleaf01
 

Q.活動を通して学んだことはありますか?

原田「どんなに面白いテーマでも、取材相手との信頼関係が構築できていなければ、心を開いてもらえず良い記事が書けません。だから、良い記事を書くには、まずは自分の心を開いて相手に自分を知ってもらうことが重要だと学びましたね。」

川名「私は、学生記者としての自覚を常に持つということです。
mauleafでは自分の友人に取材をさせてもらうこともあります。取材相手が友人だと、良くも悪くもやり取りがフランクで、適当になりがちですが、私たちが取材させていただいた学生や団体の記事は、多く人の手元に届き、社会に影響を与えることもあります。
たとえ友人であっても1人の取材対象として、普段の関係とは線引きをした行動を心がけています。」
 

Q.今後の展望について教えてください。

原田「美大生の就職活動を特集したいです。美大生は、就職活動に対して早くから意識して行動する人が少ないと思うので、美大生としての進路を考えるきっかけになるような記事を書いてみたいです。
例えば、内定した先輩に、1年生から内定までの就活の活動実績について詳しくインタビューしたり、内定者の先輩方で業界別のポートフォリオを特集してみるなど、学生視点から見た“美大生に響く就活情報”を届けてみたいです。」


mauleaf02

 

インタビューを終えて

武蔵野美術大学公式のフリーペーパーでありながら、どのコンテンツも美大生ならではの面白いテーマと切り口で、私自身、読みこんでしまいました。そんな素敵なフリーペーパーの裏側には、編集を手掛ける学生による丁寧な取材があるのだということを知りました。

いつか、優クリ就活ナビもmauleafさんとタイアップして、美大生の就活をお手伝いできるような何かをカタチにできると良いなと感じました。
武蔵野美術大学mauleafさんの今後の益々のご活躍を期待しています!

取材にご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました!

サークル・団体・個展紹介一覧へ戻る