2014.9.22

優美な世界の裏にある青春

インタビューに応じてくれたのは…
武蔵野美術大学 競技ダンス部

今回は、武蔵野美術大学競技ダンス部さんを取材してきました!
競技ダンス、またの名を社交ダンス。チャチャチャやワルツといった10種類のダンスで美しく舞う姿はまさに芸術と言えます。
今回は、武蔵野美術大学競技ダンス部・主将の東悠介さんにお話を伺いました。

 

Q.活動内容を教えてください。

現在加盟している学生競技ダンス連盟主催の大会が月に2回から3回開催されており、基本的にはそれに向けて、剣道場や会議室などの学内にある練習スペースで、部員は各自が空いている時間に自由に練習をしています。
1年生は、月曜と木曜の講習会、夏と春に実施される強化練習会、合宿などに出席して競技ダンスの基礎を習得します。2年生になると、スタンダードまたはラテンアメリカンの2つの専攻に分かれて全国規模の大会や、学生だけでなくアマチュア選手が多く出場する大会に参加していきます。
 

Q.東さんが入部されたきっかけを教えてください。

武蔵野美術大学で毎年開催されている大新入生歓迎会に参加した際、当時の4年生によるデモンストレーションに魅了されたことが1番のきっかけです。
また、競技ダンスは知名度が低いということもあり、学生のほとんどが初心者ばかりのため、未経験の私でも気軽に入れると感じて入部しました。
 

Q.活動のなかで学んだことはありますか?

主将として、仲間をまとめて引っ張る立場はとても難しいものですが、「自分がしっかりしなければ」と自分を奮い立たせて日々、全体のとりまとめをしています。
また、主将になったことで学業との両立がさらに大変になりましたが、そのおかげで、限られた時間の中で効率的に動けるようになったと感じてます。


dance01
 

Q.これからの展望を教えてください。

最近、成績が思わしくなくいため、また気を引き締めて次の大会では賞をいただけるよう、日々の練習を頑張ろうと思います。
また、今年は1年生が約15名入部してくれたこともあって、とても活気があります。これからもムサビ競技ダンスがみなさんから愛されるように、後輩をしっかり育てていきたいと思います!

 

インタビューを終えて

ダンスと聞くと、美しい衣装に身を包み優雅に舞っている、まさに身体の表現美であると感じていましたし、練習開始前の雰囲気はいたって普通の明るい美大生でした。
ところが、練習が始まった途端に顔つきが変わって全身の神経が目覚めたかのような機敏な立ち振る舞い、そして、まるで高校の野球部のように大声を張り上げての練習。ホールドと呼ばれる同じ姿勢を美しくキープする練習では、下がってきている1年生の手を先輩が見回って、直していくという徹底ぶり。

何かに夢中になって目標に挑戦する姿、またその中でも上下関係を尊重して練習に取り組む部員のみなさんの姿に、不意にも感動してしまいました。

武蔵野美術大学競技ダンス部のみなさんの今後の更なるご活躍を期待してます!

サークル・団体・個展紹介一覧へ戻る