2014.9.19

思いをカタチに。。。アート団体Arthur

インタビューに応じてくれたのは…
首都大学東京、東京藝術大学、武蔵野美術大学、日本大学 アート団体 Arthur

今回は、学生団体“Arthur”のみなさんにお話を伺ってきました!
Arthurさんは、デザイン、アート、建築分野の学生が集まる団体で、吉祥寺を中心に展示を行っています。
インタビューにお答えいただいたのは、Arthur代表の森本浩平さん、氷室拓磨さん、他4名です。
 

Q.団体を立ち上げたきっかけを教えてください。

氷室「美大生は、自分たちの作品をつくる機会はたくさんあるけれど、学外に作品を展示する機会が少ないことを日ごろから感じていました。また、美大生同士がつながる機会も少なく、もっと他大の美大生とつながることができる場があれば良いなという思いもあり、私と森本のネットワークを生かして学生を集め、2013年夏にアート団体Arthurを立ち上げました。」
 

Q.活動を通じて、嬉しかったこと、苦労したことはありますか?

氷室「今年の2月と8月に展示会を開催しましたが、そこにはたくさんの方が足を運んでくださいました。一般の方はもちろん、美大生も見に来てくれて、新しいネットワークを作ることができました。中には友達を連れて再度訪れてくださったリピーターの方もいて、とても嬉しかったです。」

森本「反対に苦労したことは、学業との両立でした。大学の課題を仕上げるだけでも徹夜は当たり前。そんな中、展示用の作品を制作する時間も調整することが難しかったです。
また、4大学の学生がいるため、全員で集まることにとても苦労しました。回数を集まることは難しかったため、LINEなどのSNSをフル活用して、展示内容などについて話し合い、意識統一を行うよう、心がけていました。」
 

Q.今後の展望を教えてください。

森本「現在参加している学生がみんな3年生なので、就職活動や学業との両立に多忙を極めるとは思いますが、近いうちに再び展示会ができればと思っています。

現在制作している作品を学外に広めていくという活動は、美大生である私たちにとってとても良い刺激になるし、新たなつながりもできると実感しています。だからこそ、この活動を私たちより下の世代にも続けてもらえるよう、今後は後輩たちを巻き込んで活動ができればと思っています。

11月8~9日には、秋のデザインフェスタで『204』というブースを出店します。雑貨を販売しますので、みなさんも、ぜひ足を運んでみてください!」


arthur01
 

Q.みなさんと同じ美大生に一言、お願いします!

氷室「みんないろいろな考えも、素晴らしい作品もたくさん持っているのに、それを発信できていない人がとても多いと感じます。難しそうに見えることでも、時期を待つより、「やりたい!」と思ったときに行動に起こすことで、新しいつながりや世界が切り拓けるということを、Arthurの活動を通じて実感しています。
とにかく、今自分が感じていることや、やりたいことはとりあえず思いっ切ってやってみることです!」

 

インタビューを終えて

学業と両立をしながら、自らの作品を外部に発信しようとする行動力がとても素晴らしいと思いました。“学生”という好きなことに好きなだけ取り組める時間と体力がある今だからこそ、何事にもチャレンジ、行動することの大切さを改めて感じさせられました。

アート団体Arthurの今後のご活躍を期待しています!

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