今回作品をご紹介するのは…
共立女子大学　佐藤菜月さんのポートフォリオ
佐藤さんは、和の紋様や和テイストのデザインが好きで、積極的に作品に取り入れています。

グラフィックデザイナー、エディトリアルデザイナーを志望しているので、目指している職種の作品を多めに入れてある所は、どの職種に就きたいのかが見ている人に伝わって分かりやすいです。だからと言って、和のジャンルの作品ばかりで偏っているわけではないので、全体的にバランスのとれた内容です。
※ご本人に許可をいただいた上で、ご紹介しています。
 

■作品の中身

様々なバリエーションを展開している佐藤さんの作品を見てみましょう！

 

昔話の絵本を想定して物語から作り、細かい所もこだわっている作品です。
ラフ画も一緒に入れていると作品の過程が見えるので、どういう風に作られたのか想像できます。

架空のブランドをつくり、そのブランドのイメージに沿ってピクトグラムを展開しています。
架空のブランドを設定すると、展開が拡がりますね。
佐藤さんの展開案でピクトグラムをチョイスしたところが面白いですね！

既存のCDを歌のイメージでデザインした作品。
水彩色鉛筆を使った作品もあり、デジタルではなく、実際に手を動かしたアナログ作品はアピールポイントにもなります。
アナログ作品がある人は積極的に取り入れた方がいいでしょう！

こちらも色鉛筆で描かれたデッサンの作品。
細部までよく描かれています。
リアルすぎて写真かと思う程でした…！

 

■まとめ

佐藤さんのポートフォリオを見ていると、全体のテイストが和で揃っており、ポートフォリオ自体もひとつのコンセプトの下で考え、制作に至ったのだと関心します。そして、作品作りを佐藤さん自身が楽しんでいるのだろうなぁと感じられる内容でした。

作品のバリエーションも豊富で「もっと見たい」という気持ちになり、ワクワクとしながら読み進めてしまいました。作品に「いつ作られてどのくらい掛かったのか」が表記してある点も参考にしていきたいですね！

佐藤菜月さんありがとうございました。
 
 

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