2018.11.16

美大芸大就活ナビ「働きがい:継続性」とは?


美大芸大就活ナビ「働きがい:継続性」とは?

クリエイターとして経験を積む際に、プロとしての知識が浅い間は特にある程度の期間はその経験を継続して学ぶ必要があります。ですので、新卒として入社~最低3年間は継続して就業ができるような、「継続性」のある安定企業を働きがいのある企業としています。

 
 


■新卒入社から3年以内の離職率+休職率が30%未満
■月残業30時間未満もしくは休日出勤が年5日以内

どれだけ自分が好きな仕事であっても、長時間の残業や休日がほぼないような過酷な環境での就業はどうしても心身への負担が大きく、離職率や休職率も高まってきます。上記でも述べたように、デザインの経験を積むにはある程度のスキル形成の期間が必要になるため、継続して就業できる安定した労働環境を選択することは大事な要素と言えます。
さらに、自由となる時間・余暇の時間があるということは、趣味や勉強の時間を確保し、会社外でも人間として成長できるチャンスがあります。

 
 


■クリエイティブ職で新卒社員を2名以上採用

新卒社員を2名以上採用するのは、その分企業の育成にかける労力も倍になりますが、その手間を惜しまないクリエイター育成への意欲を持った企業と言えます。また新しい人員を増やせる企業の規模感の指標にもなります。
そしてなにより、同期という仲間がいることは、切磋琢磨することはもちろん、上司や先輩と違った近しい距離感で相談などをすることができ、企業で継続して働く際の心の支えに成り得るでしょう。

 
 


■評価制度/賃金規定が社員に公表されている
■独立支援に関する制度/取組などがある ★副業OKも含む

企業に所属して働いていく中で、自分の評価や給与査定がどういったものなのか不明瞭のまま就業を続けるのは不安や疑問点を感じることも多いでしょう。企業の評価基準を知り、内容に納得をした上で自分自身でその企業で働くことを選択することは、継続して仕事をしていく際に大事な要素になってきます。
また社内制度の中に社員の独立支援制度を設けている企業もありますが、「企業で働く」だけではなく「独立」という選択肢も含め、将来の可能性の幅を広げれるチャンスがあるというのも、クリエイターとして大事なことです。

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