2014.10.16

内定者インタビュー 第8弾

インタビューに応じてくれたのは…
多摩美術大学造形表現学部 映像演劇学科 4年 S さん

内定者インタビュー第8弾!
美大芸大就活ナビ主催のキャリフェス2015を通じて広告企画制作会社に内定した多摩美術大学 造形表現学部 映像演劇学科4年、Sさんに就活成功の秘訣についてお聞きしました。



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Q.1. クリエイティブ業界を選んだ理由は何ですか?

元々、絵を描くことや工作が好きだったので、高校で美術専門の学校に進みました。そのときは油絵を学んでいたのですが、趣味で行った音楽のライブで照明等の空間演出に魅せられました。「演者と観客が直接出会える表現」をもっと学びたい。その想いが大きくなり、大学受験では舞台美術を専門に学べる多摩美術大学の映像演劇学科を志望しました。
就活は、大学3年の2月頃から始めましたが、特に迷うこともなく自然と“クリエイティブに関われる仕事”を探していました。舞台美術に限定してしまうと、自分の可能性が狭まってしまうと思い、グラフィックデザイン等も視野に入れ、会社選びをしていました。
 

Q.2. 実際に就活をしてみて、イメージと違っていたことはありますか?

就活って一人で孤独な戦いというイメージを持っていたんです。でも実際は家族をはじめ、就職課の職員さん、友人等、周りの人にたくさん助けてもらいながら、自分の道を切り拓いていきました。
私は一人で悩むとネガティブな方向にばかり進んでしまうので、周りの人に相談することで、新しい視点に気付かせてもらえ、前向きに進むことができたと思います。美大芸大就活ナビのキャリアコンサルタントさんも、私の相談相手の一人でした。
 

Q.3.キャリフェス2015(合同面談会)に参加したきっかけを教えてください。

クリエイティブ専門の求人情報サイトを探していました。他社サイトだと、デザイナー募集企業の情報は探し出すのがとても大変で・・・。いろいろ検索していたら、美大芸大就活ナビに辿りついたんです。そこで、キャリフェスの存在を知り、参加しました。
 

Q.4. 内定先に入ろうと思った決め手を教えてください。

“人間性”を大切にしてくれる会社だったからです。最終選考がインターンシップだったのですが、毎日違う社員さんとお昼に行かせていただき、いろいろなお話をきくことができました。そこでよくみなさんがおっしゃっていたのが、結局、“人”だよということでした。その言葉の通り、社員のみなさんも、仕事へのプロ意識が高く、人として一人ひとりが魅力的でした。この人たちと同じように働けるデザイナーになりたいと思い、入社を決めました。
 

Q.5. 後輩へメッセージをお願いします!

自分にとって幸せな人生が送れる職業に就けると良いですね。それを見極めるためには、一人で考え込まず、周囲の人に相談することです。私は、いろいろな人からのアドバイスや意見があったからこそ、自分が思い描く人生に向かって進めていると実感できました。辺りが真っ暗で進めなくなったときこそ、周りを見てください。そうすれば、周囲にいる人があなたの足元を照らしてくれ、きっと自分の将来への道が切り拓けると思います。

 

インタビューを終えて

Sさんと初めて会ったのは、4月下旬のキャリフェスでした。その頃から、自分にとって本当に良い就職先はどこなのかを必死に悩み、もがいているというのが印象的な学生でした。
それでも、周囲の人に相談しながら、自分の足で着実に将来への道を一歩一歩進めてきたSさんなら、これから内定先に就職しても、困難を糧にして自分の成長に変えていくことでしょう。

Sさんの社会に出る第一歩をお手伝いできたことをうれしく思います!
内定、本当におめでとうございます。

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