2014.7.27
内定者インタビュー 第4弾
インタビューに応じてくれたのは…
女子美術大学アート デザイン表現学科 4年 I さん
美大芸大就活ナビ主催のキャリフェス2015を通じてパッケージデザイン会社に内々定した女子美術大学 アートデザイン表現学科4年Iさんに就活についてお聞きしました。
Q.1. クリエイティブ業界を選んだ理由は何ですか?
幼いころから絵を描くことが好きだったので、美術系の高校に進学を決めました。そのため、大学進学も当たり前のように美大を目指しました。就職を意識した際にも、自分がやりたいことを仕事にしてお金を稼ぎたいという考えが根底にあったので、クリエイティブ業界を志望したのもごく自然な流れだったと思います。クリエイティブと言っても油絵もあれば、彫刻もあり、様々ですよね。その中でもグラフィックデザインは、一番好きだったことと広告デザインやパッケージデザインなど、多種多様なデザインが可能な点に魅力を感じ、選びました。
Q.2. 実際に就活をしてみて、イメージと違っていたことはありますか?
想像していた以上に大変だなと思うことはありませんでした。よく、手当たり次第に何百社もエントリーしている人や、学業を犠牲にしてまで就活している人、時には就活を苦に引きこもってしまう人もいると話に聞きますが、私の場合、学校に行きながら無理のない範囲で就活をするよう心がけていました。そのため、本当に自分が働きたいと思える企業にしかエントリーしませんでした。
自己分析をしっかりして自分に合った会社をよく見極めて受けると、たとえ不採用であったとしても、次の選考につなげることができ、自身の成長を実感することができました。背伸びしすぎず、身の丈に合った就活ができていたのだと思います。
Q.3. 今回内定した企業に入ろうと思った決め手はどのようなところですか?
一番はパッケージデザインに特化した業務内容です。就活をする中で複数の企業を受けましたが、大抵はグラフィックデザインを全般的に行っていて、一部パッケージデザインもあるという印象でした。しかし、内々定先は、30年間パッケージデザイン専門で行っているということを知り、それだけ業務内容に自信があるのだと思いました。私自身、パッケージデザインが一番好きだったので、内々定先は非常に魅力的でした。
さらに、選考に進む中で社員の方々の雰囲気の良さにも魅力を感じました。面接ではデザインに関する具体的な質問をしてくださり、仕事をする前提で真剣に選考してくださっているのがよくわかりました。良い意味でプレッシャーを与えていただき、入社後の活躍をとても期待していただけていることを肌で感じ、入社を決意しました。
Q.4.「美大芸大就活ナビ」を利用してよかった点は何ですか?
企業と直接のやり取りをしていると、ちょっとしたメールの内容でも、落とされてしまうのではないかとヒヤヒヤすることが多く、質問したいこともしづらいことが多かったのですが、美大芸大就活ナビを通した選考の場合、運営局の方が内々定まで企業とやり取りしてくださったので、わからないこと等を気軽に聞くことができました。「学校のキャリアセンターがもう1つ利用できる!」という感覚でした。
Q.5.後輩へメッセージをお願いします!
就活だからと言って何か新しいことを始めることは特に必要ないと思います。それよりも今までの積み重ねてきたものをどう相手に伝えるか、ということだけを考えればよいと思います。私は自分のつくってきたものに自信を持って、企業ごとにアピールポイントを変えることでそれぞれに対して自分の良さをいかに理解してもらうかを考えました。また、自分自身のことをよく理解し、身の丈に合った就職活動をすれば、楽しむことができると思います!
インタビューを終えて
就活で大事なことの1つは自分に自信を持つことだと聞きます。就活に対して決して気負わず、自分のペースで続けたIさんとお話していると、自分の作品や今まで積み重ねてきたことに自信を持って、その伝え方をしっかりと研究した努力、そして周りに流されることなく、自分自身の信念を貫いた結果が、志望企業への内々定へとつながったのだと感じました。
Iさんの社会に出る第一歩をお手伝いできたことをうれしく思います!
内々定、本当におめでとうございます。