2016.11.24
内定者インタビュー 第19弾
インタビューに応じてくれたのは…
宮城大学 事業構想学部 4年 Iさん
内定者インタビュー第19弾!
節目の今回は美大芸大就活ナビを通じてブランディングデザインを行う企業に内定を決めた、
Iさんに就活成功の秘訣についてお聞きしました。
<時期と活動ボリューム>
Q1: 就活はいつ頃から始めましたか?
本格的に始めたのは3月の初頭です。地元でマイナビの大きな合同説明会があったので友達と一緒に参加しました。
合同説明会では自分の希望するグラフィック関係の会社が少なかったため、それからは個別の企業説明会に行くようになりました。
ポートフォリオやエントリーシートなど技術面では先輩や就職課に相談をしましたが、それ以外は自分自身の力で模索をしながら就職活動を進めていました。
Q2:エントリーシート(履歴書)はいつ頃に作成しましたか?
最初に作成をしたのは3年の前期で、キャリア関係の授業を受けて課題として作成しました。
最終的な形に落ち着いたのは3年の終わり頃だったと思います。
作成の際はグラフィック関係に行った先輩のエントリーシートを参考にし、添削は就職課の人にお願いしました。
Q3:ポートフォリオはいつ頃作成しましたか?
3年の時に作成しました。
最初はどう作ったらいいのか分からなかったので、先輩にアドバイスを貰いながら作成をしていました。
完成したのは5月6月頃ですが、企業に見せるたびに作品を入れ替えたり追加をしていたので修正は内定が決まるまでずっと続けていました。
Q4:説明会にはいつ頃から行きはじめましたか?
3月の初頭に行った合同説明会が最初です。
合同説明会では自分が希望する業界が少なく、限られた時間の中で企業も説明するので得られる情報も少ないと感じました。なのでそれからは個別の企業説明会に行くようになりました。
説明会にはたくさん行き、もう数も覚えていない程です。説明会には1日に2、3社を毎日行くというような生活を送っていました。
Q:5面接・選考会にはいつ頃から行きはじめましたか?
企業を見つけてから面接に行くまでは人よりはかかった方だと思います。おそらくポートフォリオが完成した5月6月頃から行きはじめました。
また説明会にはたくさん行きましたが、面接に行ったのは10社〜20社ぐらいです。
僕は1社目の面接がフランクだったのもあり、最初から緊張することなく面接を受けることができました。
最初は自然体で応答したかったため、あえて面接の練習をしないようにしていたのですが、話す練習をしないと自然体で話せないという事に気付き、自分の過去やサークルの話をストレートに端的に説明出来るように練習しました。
いわゆる普通の人がやっている、普通の面接の練習をしました。
そこからは自分では大きな違いを感じたりはしませんでしたが、面接官の反応が変わったので効果があったと実感できました。
僕は面接自体は全て全力を出してやり切れたと思っているのですが1回だけやってしまった!と思ったことがあります。
就活用のバッグがあるということが分からなくてリュックサックでいいやと思って当日向かったんですけど、その時は周りの視線でやってしまった!と思いました。
僕の周りでも自分自身の思い込みによるミスをしてしまったという話はよく聞くので、自分ではいいと思っていても1度調べたりして思い込みを疑ってかかるべきだと学びました。
Q6:いつ頃、内定をいただき始めましたか?
最初にいただいたのは8月の中旬ごろで、決めた会社の内定は9月の終わり頃にいただきました。
<企業選択>
Q7:就活スタート時の希望業界・業種は?
始めた頃はグラフィック関係だけでなくIT関係やウェブデザイン関係も視野に入れていました。
7月頃からグラフィック関係で内定には繋がらなくても、良い線に行くようになったので、グラフィック1本に絞ることにしました。
その頃には就職した時のことを想像した時、ほかの仕事をしている自分よりも、グラフィックデザインの仕事をしている自分が一番イメージできるようになっていったというのも大きな理由です。
Q8:就活中の変化は?
目立ったものではないかもしれませんが、ポートフォリオをブラッシュアップしていくことによって自分自身のルーツやアイデンティティを深く見つめそれらを論理的に組み立てる練習になったことです。
それらを重ねていくことによってなぜこの業界を選んだか説明しやすくなり、ポートフォリオを見せながら自分の長所を話せるようになりました。
<結果>
Q9:内定先の決め手は?
従業員間の距離が近く、また新入社員の意思も積極的に汲み取ろうとする姿勢が印象的だったので、これから数年先もっと大きくなってそうなイメージがあったので今の会社に決めました 。
最初に知ったのは美大芸大ナビの合同説明会で聞いたのが始めです。
入社後の抱負は、1年後には会社にはなくてはならないくらいの存在感を出したいと思っています。
Q10:就活を振り返って…
結果的に良いご縁があったので100点満点中99点です。
残りの1点は向上心を込めてということと、もっと面接の時に熱意を伝えたかったのが伝え切れなかったので99点です。
就職活動で印象に残っているのは、始める前と就職活動のイメージが変わったことです。思っていたよりも学生に寄り添ってくれる企業が多いと感じました。
面接が終わった時に、「君はもっとこういう風に言った方が上手く伝わるよ」とアドバイスを頂いたり、親身になってくれると思いました。
就職活動は学生が頑張っているイメージが強かったのですが企業も頑張って良い学生を探していて、双方が就職活動を作り上げているんだと思いました。
就職活動中の楽しみは、就職活動で首都圏に行く機会が多く、その際に地元にはないような大きな美術館や、博物館の企画展に行ってみたり、都会のビル群をながめたりするのが楽しくて、良いリフレッシュになっていました
<アドバイス>
Q11:2018年卒の後輩クリエイターへ…
フランクで良いよと言われた時こそしっかりと面接に挑むべきだと思います。
就職活動は社会の常識を知る良い機会だと思います。
自分が普通だと思っていることが本当にそうかな?と見つめなおすことも大切だと思います。